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5/5

May 5th is Boys’ Day in Japan, but I wanted to post about profound girls’ stuff this morning.

The new Chanel N°5 ad campaign which accompanies a film titled Train de Nuit starring actress Audrey Tautou started today. It’s just a commercial, but the film made me think of the difference between an iconic product and a masterpiece… and about something a bit more personal - irreconcilable cultural differences (my wife is French)!

五月五日は日本の子供の日。ここニューヨーク市では、市が制定した『シャネル No.5の日』ということになったとか。まさに資本主義の国ならではのこと。オドレイ・トトゥを起用したシャネル「No.5」の新しいフィルムと広告キャンペーンが、今日から始まった。

 
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迷走

ベビーファット、バレンシアガ、カルバン・クライン、セルッティ、クロエ、ダビドフ、ジェニファー・ロペス、ジルサンダー、ジョープ!、カール・ラガーフェルド、ケネスコール、グウェン・ステファニー、マーク・ジェイコブス、ノーティカ、ファットファーム、サラ・ジェシカ・パーカー、ヴェラ・ウォン、ヴィヴィアン・ウエストウッド…

フランソワ・コティが1904年にパリで始めた香水のビジネスは、一世紀経った今日世界で最も多くの香水ブランドを抱える大企業に成長した。香水製造販売では世界最大であるコティ社の香水部門総括責任者は、キャサリン・ウォルシュという小柄な銀髪の女性だ。パリとニューヨークの間をエネルギッシュに行き来するウォルシュが、果たして香水のことをよく理解しているのかどうかという点については、今までにもいろいろなところから疑問の声上がってきた。絶対に成功しないと云われていた『セレブリティー香水』というジャンルを、巨大なヒットに導いた見事な腕前は、むしろ類い稀なマーケティングの才能によるものだろう。過去にビーピーアイ資生堂で大活躍したシャンタル・ロスや、クラランスの所有するティエリー・ミュグレーの歴史的傑作「エンジェル」を生み出したヴェラ・ストゥルビなどのように、真に香水産業を理解していた偉大な香水*プロデューサー*達とこのアメリカ人女性ウォルシュを一緒にすることは、先人達への冒涜となるような事態が数日前から持ち上がっている。

この「珍事」の片棒を担いでいるのは、トレンディーなゲイの男性が大好きなウォルシュと個人的に親しい調香師フランシス・クルクジャンだ。ことの内容はというと、現在コティが所有するカルバン・クラインの香水ブランドに於いて、ブランドの設立当初から長年に渡り企画の陣頭指揮を取り、業界では最も恐れられている独立コンサルタントのアン・ゴットリーブ(ユニリーバ・ジャパンのサイト上で誤った情報を記載しているので正しておくが、アンは香りの錬金術師であったとしても、実際に香りを創ることのできる調香師ではない)がお役御免となり、調香師であるフランシス・クルクジャンが今後のカルバン・クラインの香水企画のコンサルタントとして迎え入れられたというものだ。フランシス・クルクジャンが調香師として香りを作る側になるのではなく、やかましいクライアントが「ここは、こうしろ」だの「もっと、こんな感じにしてくれ」と言って、作り手を苛つかせるような注文をジボダンやフュルメニッヒのベテランの調香師につけるという、すでに充分無駄だらけで複雑怪奇だった香水制作のプロセスを、救いようのない程とんちんかんなものにする極めてナンセンスな話だ。

大手の香料会社は、ウォルシュの馬鹿げたアイデアにうんざりだという反応を示しているが、数年間に渡りフランシス・クルクジャンと顧問契約を交わしてきた高砂香料はどういう立場にいるのだろう。もしかしたら、高砂香料がフランシス・クルクジャンとの契約を更新しないという背景があり、彼がお金のかかる自分の新事業を維持するために苦し紛れに画策した小遣い稼ぎの手段なのかもしれない。

とにもかくにも、これは、持論である『香水産業は贅肉を削ぎ落とさなければサバイブできない』ということと正反対だ。セレブリティー香水のヒットは良かったが、景気の落ち込みとともにコティも首をすげ替えるべき時期なのだろう。

(もう一言:フランシス・クルクジャンは調香師としては傑出しているが、香水産業の将来を見極める才はゼロのようだ。コンサバティブなタイプの調香師だから仕方ないのか…)

 
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閃き

「調香師たちを啓発するいい方法はないかしら。調香師たちに何か面白い講義でもしてくれる気はない?」

「冗談じゃない。人に何かを教えたり話をするのが大嫌いだから大学時代に教職も取らなかったわけだし、見えないものではあるけど、仮にも、ものを創るという姿勢であるべき連中にそんなことが必要だと感じるということは、おたくの会社も終わってるねぇ…」

最近、二、三度つれあいとの間でこのような会話があった。つれあいは、某社の30名以上いるファインフレグランスの調香師たちのボスである。彼等の給料やボーナスを決めることも仕事のうちだが、大きなプロジェクトの割り振りを決めたり、ライバル社から有能な調香師を引き抜いたりといったようなことも彼女の役割だ。お小遣いをあげたり、宿題の面倒をみたり、愚痴を聞いたりと、言わば調香師たちの母親のようなものだな、と、言って時々からかうことがある。子供の学校や塾での成績が悪いと母親が心配するのと同様に、調香師の仕事に閃くようなものがしばらく無いと心配するらしい。

「クライアントがくだらない仕事しか頼んでこないのだから仕方がないのじゃないかな。」と、いうようなつっけんどんなことを言った記憶もある。自己完結してしまうアーティストの仕事とは異なり、香水はクライアントとの協調関係で作品が出来上がるものだから、ロレアルやエスティーローダーが退屈なコンセプトの仕事を頼んでくる限りは、調香師がなかなか本領を発揮できないのも致し方のないことだ。素晴らしい施主と出会ったことがきっかけで世界的な名建築をデザインした建築家の例がいかに多いかという事実からもわかるように、作り手の才能を生かすも殺すもクライアント次第。キャバリエにしろ、グロスマンにしろ長年名作を生み出せないでいるのは、香水業界がアメリカ的な目先の収益しか考えられない体質になってしまったからだろう。アメリカが鉄屑みたいな車しか作れないようになってから数十年経つが、ロレアルやエスティーローダーが牛耳っている香水業界も同じ道を辿っているようだ。

極論であるが、今後はこれら大手の化粧品会社の生産する香水を作っていくに当たり調香師は必要がないと言っても過言ではない。すでにジボダンやフィルメニッヒのような大手香料会社には莫大な量のデーターがあり、この無限に蓄積されたデーターから機械的にクライアントの希望する香料の成分を出せるようになるはずだ。そうなった場合、もともと数の多くない調香師という職業の行く末はどうなるのだろう… この難問を切り開くのにこそ閃きが必要なはずだ。残念ながら、メナルドやクルクジャンのような才気溢れる調香師たちにもこの業界に新地を切り開くような才能は無さそうだ。こういった閃きは意外なところからやってくるのかもしれない。

 
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Scentsation 2008

The best thing happened to the fragrance industry in 2008 was the launch of Gwen Stefani’s Harajuku Lovers fragrance collection by Coty Prestige …see/read more »

 
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調香師 カルロス・ベナイム

昨日はサンクスギビング(感謝祭)だった。昨年同様、セントラルパークウェストにあるカルロス・ベナイム宅での朝食会に息子達と一緒に招かれた …see/read more »

 
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Laurent Bruyere どの 安らかに

GuerlainのMitsoukoに魅せられ調香師を志し、一流の調香師になった後も取り憑かれたように、世に知られることのない自分だけのMitsoukoを作り続けた。彼のメモリアルとして、Laurent Bruyere’s Mitsoukoを、IFFとともに発表することを考えている。

 
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An amazing talent, a tremendous loss

Laurent Bruyere / ローラン・ブリュイエール (1964年12月12日 - 2008年11月17日)

「何か 面白いことを 一緒にやろうよ」

そんなメールのやりとりを何度かしただけ
一度も会う機会のないまま
昨晩 パリで 43歳という若さで逝ってしまった

まだ これからだったのに

・合掌・ 謹んでご冥福をお祈り申し上げる

photo: © Hajime Watanabe, all rights reserved.

 
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ある辞表と世界香水ガイド

このところ、香水に関する投稿があまり無く寂しい気もするが、景気が悪いと面白い話も無い… というよりも、人員削減とか、今まで数年かけて積み上げてきた素晴らしい計画が一夜にして消え去ってしまったとか、今後の香水業界があまり面白くないようなことばかりが聞こえてくるので、日本のデザインとか建築を眺めていた方がずっと楽しいのである。

単純な話だが、景気が悪くなっても余程のことがない限り、人は洋服を着て、風呂に入って、家に住むわけだから、デザインということは常に存在し続けるのである。それとは反対に香水は奢侈品に過ぎず、特に日本においては非常に消費量の限られたものであるから、存在することの必然性のようなことを考えると虚しくなるばかりである。

そんな折、ちょっと元気の出る香水がらみのニュースをふたつ。

ひとつは、日本では(当然の如く)知られていないが、このブログでも時々名前の挙る現在世界で最も注目されている若手の調香師が、一昨日、「自由」を追い求めるという理由で所属していた大手の香料会社に辞表を提出した。メディアへの正式な発表はまだ先のことなので名前は伏せておくことにするが、彼の勇気を大いに褒めたたえたい。香水業界の今後を根底から変えることのできる調香師がいるとすれば、彼の他にはほとんど見当たらない。

もうひとつは、今年の初めに欧米の香水ファンの間で大きな話題になった、「匂いの帝王」ことルカ・トゥリン博士とその奥様であるタニア・サンチェス女史が出版した、世界で初めての本格的な香水のガイドブックの日本語訳が、12月5日に発売となる。題して『世界香水ガイド☆1437』、原書房からの出版。原文の非常に巧みな文章を考えると日本語訳は非常に困難であったはずだが、それを押してまで香水のマーケットとしては取るに足らない規模の日本において訳本が出版されるというのには少々驚かされた。

 
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オリヴィエ・ポルジュの「嘉永六年」

日本の香水のマーケットについて調べているうちに、江戸の鎖国政策をふと連想した …see/read more »

 
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Christophe Laudamiel: Design for the Invisible

There are hundreds of fragrances out on the market that bear familiar names like “Dior,” “Calvin Klein,” “Dolce&Gabbana” …see/read more »

 
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